【新着情報】Clutch TⅡ クラッチティーツー│鹿児島県薩摩川内市の自動車分解整備事業

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L800S オプティクラシック車検＆整備

2022.02.16

かなり珍しい車が入庫しました！

軽自動車史上最初で最後の4ドアセダン
L800S　オプティクラシック　です！

他のお客様でもオプティのお客様いらっしゃるのですが、
まさか更にオプティが入庫するとは…
今回は車検整備で入庫です。

全体的にダメージが蓄積しておりますが、
この車が良いとの事でNG箇所を修理して乗るそうです。

古い車は増税やらなんやらで窮屈な思いをすることが増えてきましたが、

古い車でも大切に乗れば資源の節約になると思うのですが…

まずはマフラー

この年式の車のあるあるで、穴、あいちゃってます…
これでは排気漏れが発生するので当然車検通りません。

ここだけ新品交換でもよいのですが、溶接すれば部品代が浮くので今回は溶接して穴を埋めます。

錆をしっかり落として溶接すれば、しっかり修復できるので問題ありません。

次はラジエーターの交換です。

経年劣化によるラジエーターの腐食がかなり進行しています。

　

冷却水が流れ込む部分が腐食してしまっています。
車検毎の交換が推奨されていますが、ここまで腐食していると交換されていなかった可能性が…

通常は車検毎（2年毎）の交換が望ましいです。

ラジエーターは色々な所から、冷却水漏れが発生する可能性のあるデリケートな部品なので

ここは安パイで新品に交換です。

ファンなどの部品はこれまでの物を再利用し、取り付け。

下の写真は新しい冷却水を入れた後の真空引き（エア抜き）と呼ばれる作業。

水と空気の熱伝導率は水の方が圧倒的に熱伝導し易いので、空気が少しでも入っていると

冷却効率が下がります。

なのでラジエーター内を真空にした後に、冷却水を流し込んで空気を入らないようにする方法です。